中央監視装置の役割

新日本計装株式会社は、建物の規模やニーズ合わせたに最適な中央監視装置の構築を低価格で承っている会社です。こちらでは、商業ビルや病院・工場などの建物において中央監視装置が担う役割についてご説明します。

中央監視装置とは

大型の商業ビルや病院・工場には、空調設備や電気設備、給排水設備などさまざまな機能が組み込まれています。中央監視装置とは、これらの機能の自動化や、不具合の監視・記録といった管理をコンピュータに集約させた装置のことを言います。

機能 内容
発停操作機能 発停操作登録されている機器名称を選択し、運転/停止の操作を行います。
対象機器・設備の運転/停止状態を表示します。
対象機器・設備の異常を警報で知らせます。
状態不一致監視機能 対象機器・設備の状態不一致警報を表示します。
計測・計量値表示機能

温度、湿度、圧力などの計測値および、電力、水道、ガスの積算使用量などを表示します。

※積算値は任意の数値の入力やリセットが可能
アラームサマリ機能 発生中の警報および、未確認警報を表示します。
登録された機能や指定したスケジュールに応じてON/OFFのパターンを設定することができます。
カレンダー機能 最大2年間の長期カレンダーを表示でき、また年間3パターンの季節スケジュールを設定することができます。

30分単位のリアルタイム・デマンド制御(※)と、デマンド予測値の計算を行うことで、目標使用電力値を超過しないように制御できます。

※建物トータルでの最大電力使用量が一定の値を超えないように自動調節する機能
帳票作成機能 一定周期で収集したデータをExcelシートに転記し、日報・月報として使用することができます。また、帳票を指定した日時に自動印刷することも可能です。
トレンドグラフ機能 現在の加工計測データや設備の運転状況などをグラフ表示で確認することができます。トレンドモニタは、ヒストリカルトレンド、リアルタイムトレンド、ハイブリッドトレンドがあり、最大16ラインの表示が可能です。
運転時間・発停回数積算表示機能 各設備機器の稼働時間および、発停回数の積算表示を行います。機器の累計稼働時間が確認できることによって、設備機器のメンテナンスや更新の時期を正確に判断することができます。
連続運転時間表示機能 機器の連続運転時間を積算表示します。省エネプランや機器の負担軽減の検討要素として役立てることができます。
警報履歴表示機能 過去に発生した警報の詳細情報を確認することができます。
警報検索機能 ポイント名称、警報内容、発生復旧時刻などから、過去の警報を検索し、表示します。
状態履歴表示/検索機能 過去の状態履歴を確認することができます。ポイント名称、ON/OFF時刻から過去の状態を検索することができます。
停電制御機能 停電発生時に状態不一致監視機能および、スケジュール機能・登録された機器を自動停止します。
復電制御機能 復電時に手動/自動にて復旧処理を行うことで、スケジュール機能が復帰し、スケジュール状態に復帰することができます。
火災制御機能 火災発生時に発停登録されている設備機器の強制停止を行い、スケジュール機能を停止します。鎮火確認後も手動にてスケジュール状態に復帰します。
遠隔監視機能 ネットワークに接続できる環境であれば、PCを用いて遠隔地から操作・状態監視などを行うことができます。
警報メール自動送信機能 警報などが発生した際に、指定されたアドレスにメールを送信します。
画面取り込み機能 CADや他社製SCADAで作製した画面を取り込むことができ、既存監視システムと同じ画面を表示することができます。
EMS機能 エネルギー使用量のグラフおよび帳票を表示できます。

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